株主・投資家の皆様へ

 平素より当社事業にご理解・ご支援賜りましてありがとうございます。

 2020年度は、新型コロナウイルス感染症の拡大が続き、試作・開発市場の不透明な状況が継続いたしました。このような中、当社は好業績分野への資源集中や、組織改編、意識改革など、将来の成長に向けた準備を粛々と進めてまいりました。
 様々な対策のスピードが追い付かないほどの急激な市場環境の変化に対応しきれず、営業損失計上に至ったことを真摯に受け止めております。一方で、劇的に変化する環境下において、新たなチャレンジにより、将来につながる糧を得た1年でもありました。営業部門は、発信力を鍛え続けており、製造部門はものづくり技術の向上・改善を進めたことで、企業体質は確実に強化され、来るべき時に備えて、火種を燃やし続けております。

 3Dプリンター出力事業では、EOSジャパン社と協同で開始したAMサービスにNTTデータ ザムテクノロジーズ社を迎えた3社協業体制を構築し、樹脂3Dプリンターによる量産市場の開拓を加速いたします。また「HEARTROID」は米国マサチューセッツ工科大学のTTDD研究室とのクリエイティブパートナーシップ開始、欧州CEマークの取得、Good Design Award 2020(米国)受賞など、海外での認知度向上の足がかりを着実に築いております。
 鋳造事業で2020年2月に本格稼働を開始したミーリングセンター(静岡県浜松市)は、鋳造製品の機械加工内製化のため、人材・設備の増強を行い、製品品質の向上も進めております。
 CT事業では撮像ニーズの更なる獲得に向け、WEBを駆使したセミナーの積極的な実施やコンテンツの拡充など、デジタルマーケティングに注力した結果、営業活動が制限される中でも好調な業績を残しております。
 業績及び株価が低迷し、ご心配をおかけしておりますが、中・長期での成長マインドは何ら変わりはございません。成長に向けた道すじを明確に示すことができますよう、役職員・社員一丸となり、困難な状況に立ち向かってまいります。
 2021年度も依然として先行きの不透明感は継続すると想定されますが、株主様におかれましてはくれぐれもご自愛されながら、当社事業に対して一層のご指導・ご支援賜りたくお願い申し上げます。

(※)Additive Manufacturingのこと

2021年3月

代表取締役社長兼CEO渡邊 大知

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