株主・投資家の皆様へ

 平素より当社事業にご理解・ご支援賜りましてありがとうございます。また、新型コロナウイルス感染症に罹患された皆様に心よりお見舞い申し上げますとともに、最前線で業務に従事されている皆様へ心より敬意を表します。

 当社2020年上期(1月1日~6月30日)は、昨年から続く米中貿易摩擦による試作・開発市場の不安定化に加えて、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、かつて類を見ないほどの景況感悪化の影響によって、試作・開発市場が一段と冷え込みました。このため、スピードと品質をいちばんの武器に成長を続けてきた当社事業も成長ペースを再検討したうえで戦略の描きなおしを余儀なくされております。

 しかし、失われた需要は再び戻ることが景気循環の常であり、加えて当社は新たな事業領域へとチャレンジを始めたばかりであります。この半年間は足元の業績をにらみつつも、事業を伸ばすための施策を怯むことなく行ってまいりました。

 まずは、本年2月に本格稼働を開始したミーリングセンターの安定的な稼働を進めるため、人材面・設備面の増強を行い、内製化率、品質向上への取り組みを始めております。そして増え続ける産業用CTの撮像ニーズに応えるべく、設備の追加導入を行い、多くのお客様の需要に応える体制をさらに充実させてまいりました。さらに3Dプリンター出力事業では、EOS社と協同で樹脂製品の「付加製造」と呼ばれる新たな領域への進出を開始します。このように目下の事業環境は厳しくとも、中・長期的な経営視点を大切に、種まきを行っております。

 株主の皆様方には、業績や株価の不安定化からご心配をおかけしておりますが、このように将来に向かって伸び続けるための投資を着実に進めております。

 下期も依然として見通しが悪い状況が継続しておりますが、将来を見据えた各種施策を果敢に実行してまいります。皆様方におかれましてはくれぐれもご自愛されながら、当社事業に対して引き続きご指導・ご支援賜りたくお願い申し上げます。

2020年8月

代表取締役社長兼CEO渡邊 大知

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