株主・投資家の皆様へ

 株主の皆様におかれましては、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。また、平素より当社事業にご理解・ご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。

 2021年度上半期(1月1日~6月30日)は、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が医療従事者や高齢者に開始され、鎮静化に向けた明るい兆しも見え始めましたが、当社の属する試作・開発市場の不透明感は依然として色濃く残りました。
 このような環境の中、当社では主力の鋳造事業で内製化をさらに進めるべく、2019年に取得を完了しております「伊豆木産業用地(長野県飯田市)」に、大型鋳造品や量産用鋳造品の熱処理工程を担うコンセプトセンター「熱処理棟」を建設いたしました。機械加工を担うミーリングセンター(静岡県浜松市)とともに、高品質な製品をスピーディーにお客様にお届けできるよう、より一層の技術及びサービスの向上を目指してまいります。
 3Dプリンター出力事業では、心臓カテーテルシミュレーター「HEARTROID(ハートロイド)」の全国発明表彰「未来創造発明奨励賞」の受賞や、内視鏡でのカテーテル治療に特化した「ERCPシミュレーター」の開発・発売など、3Dプリント技術の活用への取り組みが多方面で結実いたしました。
 CT事業では、先進的な企業で導入が進むマーケティングオートメーションツール(新規顧客の獲得や見込み顧客の育成なども含めたマーケティング施策をサポートするためのツール)を導入し、潜在的な撮像需要の獲得のみならず当社他事業にかかわる製作需要の顕在化を進め、不自由な営業活動を余儀なくされる状況においてもお客様対応力の強化を実施してまいりました。
 このように事業環境の見通しが不透明な中でも、既存ビジネスにおける事象・結果に対策や改善を施し、一方で、精力的に様々な事業展開の可能性を模索し、成長が期待できる新しい事業領域を発掘し、実現に向けた準備を進め、株主の皆様にご紹介できるよう尽力してまいります。
 前事業年度から続く業績低迷により、多大なご心配をおかけしておりますが、業績回復に向けた準備が整いつつある状況にございますので、株主の皆様におかれましては、引き続き当社事業に、より一層のご指導・ご支援を賜りたくお願い申し上げます。

2021年8月

代表取締役社長兼CEO渡邊 大知

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