- Q.
- 会社の設立はいつですか?
- A.
- 1992年12月18日です。
当社が保有する3Dプリンターは、光造形方式8台、粉末焼結(ナイロン造形)方式4台、粉末固着(石膏造形)方式2台、インクジェット方式1台の合計15台と、現在業界で採用されているすべての工法を備えております。各方式の詳細は次のとおりです。
(1)光造形方式
工業製品の高速試作に用いられる3Dプリンターであります。液体樹脂にレーザーをあて、硬化させながら層を積み重ねていくことで作製します。他の3Dプリンターに比べて高精度な製品を作製することができる一方、導入コストが高額であり、運用には高度なノウハウが必要なため、ハイクラスなサービスビューローや大企業の研究開発部等が導入するプロユースの装置であります。
(2)粉末焼結(ナイロン造形)方式
ナイロン粉末をCO2レーザーで焼き固め、積み重ねていくことで、モデルを作製する3Dプリンターであり、強度や耐熱性が求められるモデルの作製に用いられます。装置は3Dプリンターの中で高額な部類に属し、また、材料費も高価なため導入に対する障壁が高い方式であります。
(3)粉末固着(石膏造形)方式
造形スピードが早く、試作品や簡易的な模型等の形状確認用モデルの作製に適した3Dプリンターであります。プリンターヘッドから接着剤を塗布し、石膏を硬化させて積層していきます。接着剤に色素を混ぜることにより、色彩豊かなモデルを造形することが出来ます。精度は他の3Dプリンターに比べて劣りますが、サイズの確認や短納期が要求されるモデルに使われております。
(4)インクジェット方式
紫外線硬化型樹脂をプリンターヘッドから微細な液滴として吐出し、紫外線ランプで硬化させてモデルを作製する3Dプリンターです。装置は光造形に比べて小型で、モデルの後処理が容易であり、大型の洗浄装置が必要ない方式です。
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