近年、限られたエネルギーの有効利用、地球環境問題・エコロジーなどから輸送機器の燃料改善のため軽量化および各種機器のリサイクル可能率の向上が求められる時代に入っています。
それらをクリアするための素材としてマグネシウム合金が新たに求められております。
マグネシウムの密度は1,74Mg/m3とアルミニウムの約2/3、鉄の1/4、実用金属材料の中で最小です。
さらに比強度・比耐力・振動吸収性・放熱性・寸法安定性・電磁遮蔽性・切削性・リサイクル性など利点を持っています。
これらの利点を生かし、マグネシウム合金の使用は、単純な部品から安全性が重要とされている航空機部品や宇宙関係部品まで、幅広い用途を持つ金属です。自動車産業においてはダイカスト向けの用途が、急速に増加しています。航空宇宙関係や特殊用途向けに砂型鋳物を利用するケースが増えてます。
マグネシウムは銅に比べて同一重量あたり約15倍の強度があります。強さや耐力は銅合金やアルミニウムなど他の金属合金に比べて、非常に優れています。
振動吸収性が高く、繰り返し運動や断続運動をする部品に多く使用されています。マグネシウムの特性により機械装置の寿命を延ばし、騒音を減少するなどの効果を出すことが可能です。
マグネシウムの熱伝導率は150W/mkと優れており、機器内部で発生した熱を効率的に外部へ放熱することができます。たとえば液晶プロジェクターの場合強力な光源(発光体)からの放熱性が重宝されてます。
マグネシウム合金は100℃までは長時間保っても寸法安定性に優れ、変形はほとんどありません。
マグネシウム合金は良導体(電気伝導体)ゆえに優れた電磁遮蔽性を示すのでノートパソコンや携帯電話などの電子機器類の筐体として近年、急速に使用されるようになりました。
切削抵抗が少なく、最も早い速度で機械加工ができます。マグシウムの所用切削動力は軟鋼の約1/6アルミニウムの約1/2で最小です。
マグネシウムは金属であるがゆえに、再溶解することによって比較的容易にリサイクルできます。またリサイクルエネルギー新材を作る生産エネルギーの約4%に抑えられる為、リサイクル材の利用率が高まればマグネシウムは環境的に非常に優れたエコマテリアルになります。
アルミ鋳造品からマグネシウムへ素材変更をすると、下記のようメリットが生まれます。 軽量化や耐震性の向上、機械加工切削性のUP・比耐力UP・比強度がUPします。 熱伝導率・電気伝導率・縦弾性・引張り強さは、アルミ二ウムの方が優れる為、使用箇所や用途に合ったセレクトが必要となりますのでご相談ください。
このように地球環境問題へ適応し、かつ超軽量素材として高いポテンシャルを大きく膨らませるマグネシウムへ期待が高まる近年、私たちJMCはマグネシウム鋳造に対し、試作から量産(マグネシウムダイキャス)までトータルサポートさせていただきます。


◆物理特性
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金属の主な基本物性比較
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機械的性質
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*1破壊するまで荷重をかけたときの強さ
*2変形度合いが0.2%以内のときの荷重
*3引張り強さを比重で割った値
*4引張り耐力を比重で割った値






