導入事例 Vol.4

光造形モデルを用いた歯の移植シミュレーション

医療モデル作製

ゆとり歯科医院 様

従来、歯の移植手術ではレントゲンやCTなどを用いて、親知らずなど移植する歯の形状を確認し、手術時に移植先の顎骨や移植する歯を削る必要がありました。この際、移植歯を移植先の部位に何回も抜差しすると、歯根膜と呼ばれる部位が傷むため、移植後の定着率が低くなる傾向にありました。

ゆとり歯科医院 様 ホームページ|http://www.yutori-shika.com

導入前課題

  • ■ 定着率を高めるため移植歯の抜差し回数が少なくなるよう手術を行う必要がある。
  • ■ 経験が浅い歯科医では手術時に移植歯を抜差しする回数が多くなってしまう。
  • ■ 移植歯と同じ形状の歯があれば歯を傷めずに移植することが可能になる。

ご提案内容

  • 患者さまの歯と同じ形状のモデルを製作 移植歯として用いる親知らずをCTスキャナで撮影、3Dデータとして再構成して光造形で精巧な立体モデルを製作しました。CTやMRIで取得した画像は3Dデータすることができ、光造形を使い立体モデルとして出力することができます。
  • 切削工法では製作が難しい自由曲面や複雑構造を再現 骨や臓器など医療用実体モデルや矯正器具は、従来は切削などの工法で製作されてきました。しかし、人体の持つ自由曲面や複雑構造を再現することは困難でした。光造形は、このような複雑形状を短時間で作り出すことができます。
  • 移植歯を傷めずに噛み合わせ検証が可能 手術では噛み合わせ調整のため、歯を削る必要があります。特に、冷凍した歯の移植では、移植後に歯を削るしかありませんでした。しかし、光造形で精巧に再現されたモデルを使えば、移植前に噛み合わせや歯の削り方を検証することができます。
  • お客様の声

    光造形モデルは移植する歯と同じ形状を寸分の違いなく再現できます。このモデルを使用して事前に移植手術のシミュレーションを行えば、歯(歯根膜)損傷のリスクを軽減することができます。これにより移植の成功率を高めることが可能になりました。

  • 工法内容

    工法
    光造形法
    材料
    TSR-883(CMET社製エポキシ樹脂)
    積層ピッチ
    0.15mm
    追加処理
    表面段差処理

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